ピンク色のイルカ

ふと窓の外を見ると

空のキャンパスに描かれた

美しい色が広がる

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光と水のシャワーが降り注ぎ

見るとそこにはピンク色の虹。

空の水槽の中をピンク色のイルカが泳ぐ。

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目を覚まし

この目を通して窓の外を見ても

もうあの色はなくて落胆する。

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たぶんあの色は光の色。

この体を通して見ると

あの色が見えない

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つい目で追ってしまう色彩の美しさは

あの時のエクスタシーを

身体が求めているから。