今月もラジオを聞いてくださってみなさん、ありがとうございました。
今日は「茶色」についてのお話でした^^
聞き逃してしまったという方へ、少しだけおすそわけです☆
茶色は、普段意識されることは少ない色かもしれませんが、実は日常の中に溢れている色。
土の色・大地の色なので、自然の中に行くと必ずあります。
街中では、街路樹の木の幹の色でもあります。
住宅のフローリングやカーペットにも使われやすい色ですし、家具の色にも多い色です。
それから、毎朝見る方も多いのでは・・・
今日はコーヒーの茶色に注目してみました^^
ほっと一息つきたい時・・・そんな時、コーヒーを飲みたくなりますが、茶色には心理的に心を温め、穏やかにさせる効果があるんです。
赤色の持つ温かさを感じる効果と、寒色の持つ鎮静作用を併せ持つ特別な色。
カフェや喫茶店も、意識的に「木」が多く取り入れられ、くつろいだ雰囲気の演出がされています。
都市計画家・建築家のクリストファー・アレグザンダー(オーストリア生まれ・アメリカで活躍)によると、光の色や空間の色が、その空間の快適さを左右すると述べています。
実は日常の中で建築物の多くに、色の心理作用というものが使われているのです。
茶色の空間のなかにあると、空間に溶け込むような落ち着きや安心感が自然に湧き上がってくるようです。
これからは茶色の持つそんな働きにも注目して、大切な人へコーヒーをお出しする時などにも、「あたたかさ」や「穏やかさ」「落ち着き」を一緒にプレゼントしてあげてみてくださいね!
色に思いを乗せて、色のメッセージをコミュニケーションのプラスアルファに、取り入れてみてくださいね♪