色とスポーツ☆勝ち色としての藍色!

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今日もラジオを聞いてくださったみなさん、ありがとうございました☆
今日のテーマは「色とスポーツ!」。特に、「勝ち色としての藍色」についてご紹介させていただきました。

「勝ち色」・・・勝負に勝つの「勝つ色」です。
日本に古くから伝わる伝統技法の「藍染」。藍染で染めた色のことを藍色と言います。
古くからあるようなお店ののれん、ふろしき、
お祭りの半纏や漁師さんの大漁旗の中でも藍色が使われています。

別名「褐色(かついろ)」と呼ばれています。
色を布に深く染み込ませる工程の中で、板で叩いたり、臼でついたりすることを「搗つ(かつ)」と言うそうで、これが由来となっています。
臼でつく「搗つ(かつ)」と勝負に「勝つ(かつ)」。
この音の響きから縁起を担ぐ意味もこめて、藍染で染めた藍色のことを「勝色(かちいろ)」と呼ぶようになったそうです。
「藍染で染めた藍色の勝色」、「勝負に勝つ」を連想させるとても縁起の良い響きです。戦国時代には、鎧の下に藍色・・・褐色(かついろ)をまとうと「勝負運がついて戦に勝つ」と言われ、戦国武将たちに愛される縁起の良い色として認知されていったそうです。藍染の布は、藍の成分に負傷した時の傷の可能を防ぐ殺菌効果や止血効果もあるとされており、命がけの戦にとても有益なものだったそうです。

剣道着の袴も藍染ですし、サッカーの日本代表のユニフォームの色「ジャパンブルー」にも、戦国武将の「勝色」のような意味が込められています。
日本の大和魂を思い出せして、力が沸く感覚が日本人の遺伝子に深く刻まれているのかもしれないですね。

色彩心理の観点から、藍色や青色(青色の中でも濃い青)は神経を落ち着かせ、緊張をほぐし、集中力を高めてくれる効果があります。冷静な判断力や洞察力を必要とするスポーツに有益だと考えれます。

今日ご紹介した色は「日本で伝統的に勝ち色と言われる藍色」ですが、人によっては別の色でパフォーマンスが向上する人もいますし、勝負の場面だけでなくて、試合までのメンタルのケアの中で色彩心理を取り入れる方もいらっしゃいます。

パフォーマンスの時に緊張してしまう、過去の失敗経験が蘇り不安になってしまう・・・といったお悩みに対し、色彩心理を用いて、カウンセリングの中でトラウマを解消していったり、色をイメージトレーニングに使ったりすることもできます。
お近くのカラーセラピストや色彩心理士さんにご相談されてみてくださいね☆
もちろんルナのところへも☆

来月も第3水曜日13時20分頃から、ラジオでお話させていただきます!ラジオを通して繋がれますこと、楽しみにしてますね♪