インナーチャイルドとは大人になっても変わらないまま続く、子ども時代の思考パターンや習慣のこと。主に傷ついた子どもの心のことを指すことが多いです。
今あるストレス、感情の痛み・・・その痛みの根っこを辿っていくと、必ずインナーチャイルドに辿り着きます。インナーチャイルドはネガティブな感情として記憶していることもあれば、肯定的な感覚という認識で保存されていることもあります。自分にとって普通のこと、当たり前のことだと思っている常識が、親の常識に由来することも多くあります。その場合、肯定的な感覚があるので、自分がそこに縛られているということに、気づきくことができません。でもなにか、いつも同じパターンで失敗する、抜けられないループに入っている、それがその人本来のポテンシャルを制限していることもあります。
その常識に、守られている、とても学びになっている面ももちろんあります。
子ども時代の心の傷は、ずっとずっと、大人になってからも残っていきます。インナーチャイルドに要因があるとわかってはいても、完全になくならない、いつまでも付きまとう。それくらい根深いものかと思います。
特に小さな頃はめいいっぱいの愛情と、その子の適性に合った対応、たくさんの出逢いや可能性を導いてあげたいですね。
ルナは子どもを育てていて思うけれど、自分の常識でしか、子育てはできないんです。その常識の幅を最大限広げていくことはできます。それでも、自分の常識と価値観の元、もっとも良いと思うことをしてみたり、できる範囲のことをしてみたり、所詮未熟な人間のやっていること。だからそこに同情する気持ちにもなります。(ただ、昔は特に、親の言うことは絶対過ぎる世の仕組みのようなものがあったから、なおさら抑えつけられてしまうことが多かったとは思うんです。軍隊のようなもの。実際、戦争のある社会でもあったから・・・上の言うことに即従わないと、命の危険だってあったから。その時代を引きずっていたのだと思います。もう終わった時代。だからそこに反発することはとっても大切な作業と思います。)
自分が他者の価値観の中に閉じ込められて辛かったと思ったら、自分は他者にそれをしないようにすること。甘えたかったと思うなら、心許せる人に甘えること。セラピーはある意味、ありのままの自分をさらけ出すこと。自分らしさをめいいっぱい肯定していく作業です。
意見をしても良いのだと知ること、反発心はとても大切なものでもあることを認めること。(ただ、強い人は、優しくもできないとだめですよ^^)
ボディートークの中にはそんな気づきのヒントもめいいっぱい散りばめられています。
インナーチャイルドをテーマに☆
ボディートークのご感想をいただきました。
自分の経験が少しでも誰かのお役に立てたら・・・そんな思いで、ご感想をシェアくださり、本当にありがとうございます!
「インナーチャイルドの癒しをボディートークを通じて、バランス調整をして頂きました。職場で前の上司から、暴言を吐かれたり、人格否定されたりして、幼少時代に受けた暴言や暴力を思い出してしまい、過剰に怒りの感情が湧いてしまうことがありました。
今は上司が代わり、すごく仕事がしやすくなりましたが、前の上司から言われた記憶が鮮明に残ってしまい思い出し怒りが湧いてくることがあるため、決別をしたく、ボディートークをお願いしました。
体の声を聞いていただき、生まれてすぐに親のストレスを感じており、親の理想を強要されていました。
それが、無意識のうちに自由が制限され、本当の自分を抑えこんでいました。
また、親からは反抗期のない良い子と言われていたけれど、反抗を全くしていなかったわけではなく、反抗したい気持ちを無意識に抑えていたため、親の前では反抗ができなく、それが積もり積もって、怒りの感情を溜め込んでしまっていたため、相手から言われた一言に過剰に反応してしまい、不快に思ってしまったら、怒りの感情を爆発させていました。
これからの人生は本当の自分を大切にして、自由に生きていきたいです。
子どもの教育は、勉強を教えるだけでなく、子ども一人一人が大人になって、それぞれが個性を活かし、生きやすい人生を送れるように見届けることも必要だと今回のボディートークを通じて、実感しました。」
かけがえのない経験・・・痛みの経験も苦しさも糧に、これからは自分の力で、自分らしく生きていく・・・とっても力強く、勇気ある、素晴らしい決断と思います。眠っていたお力が目覚めると、立ち上がり、立ち向かう勇気がとっても自然な形で湧き上がります。そして、自分が変わることで現実も変化していくんです☆
親との関わりだけでなく、地域の人との交流、友人関係、習い事など、色んな世界と触れ合っていくこと・・・そんな中で個性を尊重し合えるゆとりある出逢いが少しでもあると、きっと幸せだよね。それは大人になってからもそう。ボディートークやヒーリング、セラピーを通して、少しでもそんなお手伝いができたら幸せだなと思います。