今月もラジオ、聞いてくださった皆さん、ありがとうございました!
今年最後のラジオでした☆一年間、応援してくださったみなさん、ありがとうございます♪
今月のテーマは「おせちの色!」でした☆
色とりどりのおせちは、色からのパワーがめいいっぱい受け取れるカラーヒーリングフードです。
おせちの彩りは、中国の五行という考えがベースになっており、「赤、白、黄、青、黒」の5色から成り立ちます。今日はこのおせちの5色について、カラーセラピーの観点から、簡単にご紹介します。
おせち料理と言えばまずは紅白!
「赤」
おせち料理の赤は、「紅白」で表されます。紅白なますや紅白かまぼこ。赤は悪霊から守るための魔除けの色、白は清浄を意味します。
赤はカラーセラピーで、男性性を象徴する強いエネルギーです。肉体的な強さを象徴する色。昔はもやもやと悩んでしまうことや弱ってしまうこと、風邪、体調不良などのことを悪霊のせいだと考えられることもありました。血流を促進するアドレナリンを分泌させて、肉体的な強さをチャージする色なので、昔の人が魔除けに赤を使われていたことは、科学的にも理にかなっているんです!
「白」
おせちに使われる白。
れんこんは穴が空いていて先が見通すことができることから、明るい未来を連想させます。カラーセラピーの白は、まっさらなスタートや潔癖さを象徴します。未来へ向かって揺らぎのない純粋な思いを誓う。そんな色の効果があります。
「青」
昔は緑のことを青と言っていました。おせち料理の緑は、青菜のこと。
ふきは、富貴(ふうき)を連想させます。財産が多く、地位や身分が高いことの象徴です。
緑色は資金調達力の色と言われることもあります。欲望を充足させる働きのある色なので、資金が必要なところに注意を集中させます。
まだ青い桃を甘く煮た若桃の甘露煮も緑色です。いつまでも若々しくいられるようにという意味が込められていますが、緑色の持つ細胞を修復させる力やリフレッシュする力ともリンクしますね。
その他には、煮しめや筑前煮のさやいんげんも緑。松や熊笹のような飾りの葉にも緑が使われます。
「黄」
きんとんには、金運、繁栄の意味があります。「金団」と書きます。金の団子、金の布団という意味を持ちます。金色は黄色の仲間です。カラーセラピーの中でも、独立してお金を稼ぎたい、自分の才能を輝かせたいという時に、選ぶことの多い色でもあります。
数の子は、ニシンの子・二親(にしん)の子・・・子だくさん、子孫繁栄のシンボル。
伊達巻は巻物の形が学業を彷彿させる意味をもちますが、黄色にも、学業、知性と言った意味があります。
「黒」
黒豆には、まめに働くという意味があります。
黒豆の黒は、艶のある漆黒です。漆黒の由来は、黒漆。漆に鉄を加え、黒色に変化させた色。
すべての色を吸収して逃さない黒。
カラフルなおせち料理の中に、黒豆の艶のある漆黒があると、とても引き締まります。
カラーセラピーでの黒は、「揺らぎのない強い意志」や「独立心」という意味があります。黒豆の意味である働き者を彷彿させるイメージと重なりますね!
赤は体を丈夫にする、白は未来に希望を描く、青(緑)は財産、黄色は金運や才能の開花、黒は意志を強く持つ。色を食べただけで願いが叶うわけではないですが、こうありたいと願いながら食べることが大切です。意識すると、願いを叶えるための行動をしようという気持ちが湧き上がります!
カラーセラピーの視点でも、おせち料理、楽しんでみてくださいね!