今月もラジオを聴いてくださったみなさん、ありがとうございました☆
今月のテーマは「母の日に送る色!」でした!
母の日の色と言えば、赤のカーネーション。
元々は、「白いカーネーション」から始まったそうです。
1908年5月10日(5月の第2日曜日)、アメリカのアンナ・シャービスさんが母親の追悼式で、
母親が日曜学校の牧師を務めていた教会に、白いカーネーションを捧げたことから始まったそうです。
アンナはそこで、「生きているうちに母親に感謝の気持ちを伝えるべき」という信念を掲げ、その思いに共感した人々の活動によって、
その後、母親を敬う機会として、アメリカ議会でも、5月の第2日曜日が母の日として制定されたそうです。
このアンナ・シャービスさんのお母さまがとてもすごい方だったようで、
女手一つで子どもたちを育て上げ、まだ女性の社会活動が珍しかった時代に、南北戦争で、敵味方を問わず負傷兵の衛生状態を改善することに尽くした方だそうです。きっとお人柄も、愛の深い方だったのではないかと思います。
カラーセラピーの中で白は、「クリア」という透明な色が使われています。
「神」を象徴する色です。
神聖さや清らかさ、潔癖さを表します。
すべての色を含む色なので、完全性を象徴します。カラーセラピーで選ばれる時には、理想が高い人、完璧主義な人、なんでも自分でできるような人などが選ばれることもあります。
白のカーネーションの花言葉には、「尊敬」や「私の愛情は生きている」という意味があるそうなのですが、亡くなられた母親を偲ぶ意味で送られることも多いそうです。
アンナ・シャービスさんの活動の中では、「白のカーネーション」は亡くなられたお母さま、
「赤のカーネーション」は存命する母親へ贈る・・・と区別されていたそうですが、今は特に気にされなくても良いようです。
日本では「赤のカーネーション」が定番です。
カラーセラピーの中で、赤は「血の繋がり」という意味もあるので、受け継いでいただいた命に感謝して、赤色のカーネーションをお渡しするというのも、すごくいいと思います。
今は色々な色のお花もありますので、お母さまのお好きな色やその時にピンときたものを選ばれると良いと思いますが、定番の赤のカーネーションには、やっぱり深い意味があると思います。
血の繋がり、命を繋いでくださったことへの感謝、
お母さまや代々続くご先祖様への感謝。自分の今ある命への感謝。
そんな思いを込めて、赤のカーネーションをお贈りされてみてはいかがでしょうか?
意味を意識することで、より思いも伝わると思います。
言葉で伝えるのが恥ずかしいことも、
こうして色に思いを込めてプレゼントして差し上げるのもいいと思います☆

自分が選んだ色から、心の声を紐解いていく。
心を見つめることで、深い癒し、心の治癒力を高めていくカラーセラピー☆
ご縁のある方へ・・・お届けさせていただけられましたら嬉しいです。