HSPとの付き合い方

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<ウィキペディアより>

ハイリー・センシティブ・パーソン: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは生得的感受性)を持つ人のこと。テッド・ゼフの著書「The Highly Sensitive Person’s Companion」による定義では「産まれたときから幼少期に渡り説明のつかない体験を繰り返し、HSPはなく生まれた人より五感が鋭く、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応する感受性の強い人達」とされる。

HSPは病気や障害ではなく、心理学上の概念であり精神医学上の概念ではない。DSMにも指定はされていない。以前より、HSPが既存のビッグファイブ英語版) における性格特性の要素(外向性英語版)や神経質傾向英語版)など)から独立した概念ではないとして疑問視する臨床医が多く存在しているが、それはエレイン・N・アーロン博士による著書がピア・レビューを受ける前に、HSPの概念が広がってしまったことによるもので、現在に至ってはHSPに関心がある多くの人達により実質的なピア・レビューは受けているとされる。2018年に発表された研究によると、HSPの感度には低・中・高の3種類の分類があることがわかり、ビッグファイブ英語版)の外向性英語版)や神経質傾向英語版)、そして感情反応性の違いによって、その人の感受性レベルが決定されることが示された。

HSPは生まれ持った気質であり、生涯、変わることはない]。人口の約15~20%を占め、男女によって偏りは見られない。同様の性質は、人間以外にも100種以上の生物にも見られる。

4~5人に一人の割合というと、結構多いですね^^

最近よく耳にするようになりました。昔は単純に感受性の強い子、勘の虫の強い子など、言われていたのかもしれませんね。

私は仕事などで元気の良い自分を演じることができるので、気のせいだ、気にし過ぎだとよく言われますが、子どもの頃は本当に生きていることが苦しくて、いつも気持ちが悪くて吐いたり、過呼吸になったりしていました。人がたくさん集まるところに行くのもしんどくて、でも行かないとならなくて、自分の感覚を死なすことで、なんとかやり過ごしていくことができていました。

見た目が少しか弱そうな女の子なので(笑)、社会の中では比較的優しくしてもらいやすく、なんとかやってこれたような気がします。

敏感な感覚を持ってはいるのですが、エネルギーが弱いわけではなくて、ただものすごく共感能力が高いだけ。色々な影響を受けやすいので、普通の人が平気なものへの消耗は比較的しやすく、その分、休息したり、自分のメンテナンスを大切にする必要があったりします。

(この程度は人により様々かと思います。)

ボディートークやヒーリング、心のことなどケアするようになって、「共感力」というものがあるのだということを知りました。みんな当たり前にあるものだと思っていたし、流されやすい自分は何か、弱くてだめだからなのだと思っていました。

HSPの素質があると五感の感覚に過敏になるので、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚など、刺激の強い感覚が多い現代社会の中では、特に生きにくいと感じることが多いのではないかと思います。程度にもよりますが、まったく社会と遮断されればよいというものでもなくて、人の多い場所に行くにしても、リラックスできる場面を用意しておくとか、リフレッシュの時間と空間を作るとか、そういったことでうまく付き合っていくことも可能かと思います。

心地よく柔らかな五感を与えること・・・例えば、優しい優しい肌の触れ合いや天然の香り、川のせせらぎのような流水音の中に身を包むこと。

五感を越えた感覚に触れる時間を作ること・・・瞑想だったり、私がしているボディートークやヒーリングのエネルギーに触れることだったり(笑)、アイソレーションタンクなんかもすごくいいんじゃないかなと思います。

もしなにか、困っている方などの、ご参考になれましたら嬉しいです^^