野菜の色☆カラーセラピー☆

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今月もラジオ、聞いてくださったみなさん、ありがとうございました☆

今日のテーマは「野菜の色」。「お野菜から色のパワーをいただきましょう!」でした☆

「色を食べる」ということは、色のパワーを活かすのに、一番効果的な方法かもしれません。
お野菜にはいろんな色があります。
春には緑色の山菜が多くなり、夏にはトマトなどの赤色、秋にはかぼちゃなどのオレンジ、冬には大根の白・・・など、季節によってもいろんな色のお野菜が楽しめます。

お野菜は動けないので、紫外線や虫から身を守るために、色素を合成します。
その成分をファイトケミカルと言い、それらの成分がお野菜の色を作っています。
ファイトケミカルは、植物の中にある化学物質・・・なので、動物である人の体で合成することのできないもの。抗酸化作用が高く、老化を防いだり、腸の状態や免疫を整えてくれます。

例えばトマトの赤色はリコピンという成分。抗酸化力が抜群に高いと言われています。
緑色はクロロフィル。ほうれん草、ブロッコリー、ピーマン。
黒色はクロロゲン酸。ごぼう。なすやじゃがいも、サツマイモの皮にも含まれています。
白はイソチアシアネート。大根やネギ、白菜など土の中で育つ野菜に多く含まれる成分です。大豆やひよこ豆などの豆製品に含まれるイソフラボンも。骨粗しょう症を予防します。
ニンジンやかぼちゃのオレンジはベータカロテンと言って、皮膚や粘膜を丈夫にします。

などなど・・・たくさんあるのですが、最新の栄養学で、色と栄養の繋がりがどんどん解明されていっています。

昔から食養生という考え方があり、「青(緑)、赤、白、黒、黄」の5色の食べ物をまんべんなく食べると良いと言われています。特に秋は白い野菜が、体の中を潤して、冬の準備をしてくれると言われています。
大根や白菜を温かく煮て食べたり、大根おろしにしたり・・・。
季節の変わり目は黄色が良いと言われるので、今が旬のかぼちゃもいいですね!

植物に含まれる色は自然からの恵みです。
ある色が気になる時・・・その色が持っている栄養を体が必要としていることもあります。お野菜から色のパワーいただていきましょう☆