思春期の体調不良の事例

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「原因不明の体調不良」
思春期における原因不明の体調不良は、学校へ行くことがままならなくなる場合があります。肉体的なものと精神的なものの線引きは難しく、お子さんご自身も自分自身の体や心が思い通りに動かないことへの葛藤を抱きます。
今回は、授業中に息が苦しくなったり、めまい、頭痛、耳鳴り、食道がつかえる感覚に悩まされていた中学生の女の子の症例のご紹介をさせていただきます。

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心が大人へと変動する時期、言葉にできない感情や葛藤をお体が、訴えてらっしゃいました。 セッションでは、「今よりももっと自己表現をしたい」という思いがあらわれてきました。理想の女性像と、実際の自分自身とのギャップに関しての苦しみが五感全てに影響されており、その感情的な負担を横隔膜へ一度集め、さらに腸を通して排泄するバランスが行われました。
また、ボディートークには、意識という概念があり、肉体のそのものの部分にのみ問題があるのではなく、その肉体のもつ特有の信念やコミュニケーション網の改善を行い、根本的な要因へとアプローチを行います。下部食道括約筋 (胃と食道の間の噴門に位置) は、 緩むことで食物を受け入れ、 閉じることで胃に入った食物が逆流しないよう調整されています。 ここでは下部食道括約筋の柔軟性の改善が行われ、 食物を受け入れること、すなわち、他人を受け入れることを拒絶する反応が起き、それにより苦しくなっていた呼吸の改善が行われました。 


病院の検査では肉体的な異常は見つからず、ご本人もとても苦しんでいらしたご様子でしたが、セッションがはじまると同時に本来のお姿を取り戻し、元気になられていかれたそうです。(遠隔セッションでご対応させていただきました。)今ではとても楽しく学校に通えてらっしゃるそうです。
言葉にならない体や心の声をボディートークセッションを通して表面化させることで、さらに安心感が育まれることがあるのではないでしょうか^^副作用もなく非侵襲的な療法ですので、お子さまたちにも安心してご提供させていただけます。

※クライアント様に掲載の許可をいただいております。ご協力くださり、ここであらためて御礼申しあげます。
※ボディートークは特定の病気に対して診断を下したり、治療を行うものではありません。効果には個人差があります。