管理栄養士の勉強の中で、病態によっての食、離乳期・幼児期・青年期・妊娠授乳期・壮年期の食などまんべんなく習得します。
個人の年齢や状態によって、必要とする栄養、食べる目的というものが、多少なりとも変化していくのですね。
離乳期の赤ちゃんは食べることに慣れる時期。
幼児期、青年期は成長期のための身体を作る食事を食べる時期。
大人になると、子どものような成長のための食事ではなく、個々の状況に応じた対応が必要になってくる機会も増えてきます。
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さて、ひらがな主食って知っていますか?
パスタやピザ、パン、チャーハンなどのカタカナの洋風主食ではなくて、そうめん、うどん、炊き込みご飯など、日本食の主食のことをひらがな主食と言います。
カタカナ主食は油を多く使った調理になります。
パスタを炒める時も、チャーハンを作る時も、フライパンに油をしっかりとひかないと、美味しく作れません。ラーメンにも油が多く入っていますね。
同じ麺類でもそうめんやうどんは、調理の過程で油を使うことなく作れます。
ピラフやチャーハンは油をしっかりと加えることでご飯の水分を飛ばし、パラパラの触感を作ります。なので、どうしても油が多くなります。
油が多いと口当たりがよく、どうしても食べやすくなるんですよね。
おいしくて良いのですが、それに慣れ過ぎてしまうと、あっさりとしたものが物足りなくなってしまいます。
近年、日本でも、子どもの生活習慣病なども増えているので、少し、胸に留めておかれると良いかと思います。
特に、子どものお昼のごはんには、こういったひらがな主食メインの献立がおすすめです。
ご参考にしていただけましたら嬉しいです!